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学会3世の憂うつ

学会3世として生まれた僕は、創価学園・創価大学を卒業した。 しかし結局、バリ活にもアンチにもなれなかった。懐疑的性格という自らの原罪を呪いながら、それでも信仰を志向して生きる煮え切らない日々を過ごしている。

目次一覧 ~『人間革命』新旧版を読み比べる~

3代会長の思想

「『人間革命』新旧版を読み比べる」

一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする。

創価学会の出版物の中でも、最重要の位置を占める『人間革命』。

その『人間革命』が2014年に大幅改定されました。

この新旧版を読み比べながら、創価学会の思想変遷を考察するのが本連載です。

昨今の学会では、『人間革命』が聖書のように読まれています。

果たしてそれ以外の読み方はないのか。そのような問題意識に基づいた試みの準備段階でもあります。

 

序章:連載開始にあたって

第1巻

「黎明」:戸田城聖の出獄

創価学会第二代会長の戸田城聖が出獄した本章。「王仏冥合」といった政治的な記述が削除されていることがわかりました。また、戸田が獄中において、日蓮正宗富士大石寺の「本文戒壇の大御本尊」を念頭に唱題行をしていた事は、そのまま踏襲されています。

「再建」:学会再建に着手する戸田城聖 

戦時下に壊滅状態に陥った創価学会の再建に乗り出す戸田城聖。「50年後の若者が読んでもわかりやすいように」という改定方針が示すとおり、戦争の記憶がない読者を想定して内容が変更されています。さらに、非学会員との交友関係を「世法の友情」として劣位に置く記述も削除。創価学会の運動方針の変化がわかります。

「終戦前後」:敗戦を迎えた日本と戸田城聖①・②

広島・長崎への原爆投下。ソ連の対日戦参戦。壊滅的な打撃を受けた日本は、ようやく無条件降伏を受け入れ、終戦を迎えます。本章の特徴は、終戦をめぐる政治史に大きく紙幅が割かれていることです。その記述からは、創価学会の政治進出と公明党結党に関する思想を読み解くことができます。
「占領」
「一人立つ」
「千里の道」
「胎動」
「歯車」

第2巻

「幾山河」

「序曲」

「光と影」
「前哨戦」
「地涌」
「車軸」

第3巻

「新生」
「渦中」
「群像」
「漣」
「結実」
「宣告」
「道程」

第4巻

「生命の庭」
「時流」
「波紋」
「疾風」
「怒濤」
「秋霜」

第5巻

「烈日」
「随喜」
「戦争と講和」
「前三後一」
「驀進」
「布石」

第6巻

「七百年祭」

「推移」
「余燼」
「離陸」

第7巻

「飛翔」
「原点」
「翼の下」
「水滸の誓」
「匆匆の間」

第8巻

「真実」
「推進」
「学徒」
「明暗」
「多事」

第9巻

「発端」

「小樽問答」
「展開」
「上げ潮」
「実証」

第10巻

「一念」

「脈動」
「跳躍」
「険路」
「展望」

第11巻

「転機」
「波瀾」
「夕張」
「大阪」
「裁判」

第12巻

「涼風」
「宣言」
「憂愁」
「後継」
「寂光」
「新・黎明」