学会3世の憂うつ

学会3世として生まれた僕は、創価学園・創価大学を卒業した。 しかし結局、バリ活にもアンチにもなれなかった。懐疑的性格という自らの原罪を呪いながら、それでも信仰を志向して生きる煮え切らない日々を過ごしている。

2016-07-01から1日間の記事一覧

目次一覧~日蓮遺文を「再読」する~

創価学会の活動の中で、何度も学んできた日蓮の遺文。 しかし、その読み方は果たして十分だったのだろうか? 政治思想史家のクェンティン・スキナーは、以下のように書いている。 教義の神話のうちでも代表的なものの中心をなすのは、何といっても、古典的理…

目次一覧~『人間革命』の時代を読む~

『人間革命』の時代を読む 「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする。」 数ある創価学会の書籍の中でも、特に重要な位置を占めるのが小説『人間革命』。 戸田城聖会長と池田名誉…

目次一覧 ~『人間革命』新旧版を読み比べる~

「『人間革命』新旧版を読み比べる」 一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする。 創価学会の出版物の中でも、最重要の位置を占める『人間革命』。 その『人間革命』が2014年に…